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奈良県立医科大学 様
- 大学・学部・研究室
奈良県立医科大学地域健康医学講座は、疫学研究を通して地域の健康増進に貢献する研究を行っている研究室です。
研究領域としては大きく四つの分野に分かれています。まずは、藤原京スタディです。このスタディは高齢期における生活の質(QOL)および生活機能に影響を及ぼす要因を調査しています。奈良県の橿原市などにお住まいの方を対象に、健やかに生活をしている「元気のヒケツ」を疫学的手法により解明しています。
次に平城京スタディです。このスタディでは、奈良県の桜井市や宇陀市を対象として、住環境(温度や光といった住環境因子)が健康に及ぼす影響を調査しています。住環境以外にも、生体リズム(サーカディアンリズム)にも注目し、研究しています。
三つ目は産業疫学研究・産業保健についての研究です。主に、アスベストや化学物質が体内に及ぼす健康影響、運動器障害、医師の労働をテーマに、労働者の健康を守るために、疫学的手法を用いた調査を行っています。
最後にQOL研究です。フィンランドで開発された健康関連QOL尺度のThe15Dや、ドイツで開発された子ども達の包括的健康関連QOLを評価したThe
KIDSCREENの日本語版を翻訳・作成しています。
ホームページでは、研究の内容や発表論文や学会などの研究業績を紹介していきます。どうぞご覧ください。