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- 救急医療には、軽症患者に対応する一次救急、入院や手術を必要とする患者に対応する二次救急、生命の危険があるレベルの患者に対応する三次救急の3つの種類があります。
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救命救急科は、このうち三次救急を行う診療科です。救命救急科が三次救急にあたる施設を救命救急センターといい、千葉県全体には救命救急センターが14施設あります。当院はそのうちのひとつです。
当院の救命救急科では、軽症から重篤までのすべての患者を24時間受け入れています。救急患者以外にも、入院中の重症患者の管理や、容態の急変時にも対応します。
救命救急科外来の診察について
救急外来で最優先されるのは救命救急です。そのため、患者にはトリアージ(※)を行い、重症度順に診察を行います。症状が軽い場合は長時間お待ちいただくこともあります。症状が軽い場合や緊急性が低い場合は、平日日中の一般外来や各自治体の休日診療などを受診することをおすすめします。
※重症度・緊急度に応じて治療の優先順位をつけること
小児科の救急診療も行っていますが、時間帯によっては小児科医は常駐していません。常駐していない時間帯は、全科の当直医もしくは小児科研修中の初期研修医が診察にあたり、必要に応じて院内から小児科医を呼び出す体制をとっています。
救急外来を受診するべきかどうか迷った場合は、千葉県の救急安心電話相談を利用することをおすすめします。救急安心電話相談では、看護師が無料で相談に対応します(通話料は利用者負担)。
救急安心電話相談「#7009」または「03-6735-8305」
※平日・土曜:18:00~翌朝6:00、日曜・祝日・年末年始・GW:9:00~翌朝6:00
子どもの場合は小児救急電話相談「#8000」または「043-242-9939」
※毎日19:00~翌朝06:00
スマートフォンをお持ちの方は、消防庁提供の全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)の利用もおすすめします。このアプリでは、該当する症状を選ぶことで必要な対応がわかるほか、医療機関の検索などをすることもできます。
安心・安全な医療・看護を提供
当院では、千葉県東部地域メディカルコントロール協議会中核医療機関として、病院全体の医師・非常勤医師の協力のもとメディカルコントロール(※)を行なうなど、救急医学教育に取り組んでいます。
※搬送中の患者に対する応急処置等を救急救命士にオンラインで指示し、その判断・処置のが適切であったかについて事後検証等を行い、病院実習等で救命救急士の質の向上を目指すこと
看護においては、看護師がペアになって患者を担当するPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入し、安心・安全な医療・看護の提供ならびに患者・家族に寄り添う支援に取り組んでいます。また、院内の他の診療科やさまざまな職種と連携し、キャリアアップや自己研鑽、スキルアップに努めています。
さらに、スタッフが安心して医療を提供できるよう、多様な勤務体制を整えてワーク・ライフ・バランスを実現し、心身ともに健康な状態を保てる環境づくりに努めています。